内科について
内科では、発熱や咳などの風邪症状をはじめ、インフルエンザ、新型コロナウイルス、生活習慣病などに対応しております。
健康に関する不安、何科を受診していいか分からない場合でも初めての相談窓口としてお気軽にご相談ください。

当院で対応する疾患
- インフルエンザ
- 風邪症状
- 生活習慣病
生活習慣病について
生活習慣病は、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が要因となる疾患の総称のことで、「がん」も生活習慣病の1つです。
しかし、生活習慣病は初期はほとんど自覚症状がありません。
予防するには自覚症状がないうちから、定期的な健康診断を受け予防することが大切です。
生活習慣病といわれる病気
- 高血圧
- 糖尿病
- 脂質異常症
- 肥満症
- 脂肪肝
- 狭心症
- 脳血管障害
- 高尿酸血症
高血圧
安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態のことです。
原因の有無によって本態性高血圧と二次性高血圧に分類されますが、高血圧の90%が本態性高血圧です。
アルコール・喫煙習慣、寒冷、加齢、薬剤、塩分の多い食生活などが高血圧のリスク因子となります。
診断基準は、収縮期血圧が140㎜Hg以上、拡張期血圧が90㎜Hg以上のとき、高血圧と診断されます。
高血圧の種類
- 本態性高血圧とは 明らかな原因がなく、遺伝や体質、生活習慣、加齢などが関与して発症すると考えられています。自覚症状に乏しいです。
- 二次性高血圧とは
腎性高血圧、内分泌性高血圧、血管性高血圧などの原因疾患の症状として高血圧を引き起こします。
重症または治療抵抗性を示す高血圧、急激な発症、若年での発症などの場合、二次性高血圧の可能性が高いです。
高血圧の症状
- 頭痛
- めまい
- 肩こり
- 動悸
- 息切れ
当院の治療法
血圧や血液検査をして診断を行います。原因疾患の治療に加え、塩分制限・運動療法、禁煙といった生活習慣の改善や、Ca拮抗薬やACE阻害剤といった降圧薬の投与を行います。
糖尿病とは
インスリンが分泌されなくなる、もしくはインスリンは分泌されるが効きにくくなるなどのインスリン作用不足によって細胞が糖を正常に取り込めなくなり、慢性の高血糖となる疾患です。
生活環境の急速な欧米化(摂取エネルギーの過剰、肥満、運動不足、ストレスなど)の環境因子と、遺伝因子が関係しています。
糖尿病は成因により、1型糖尿病、2型糖尿病の2つに主に分けられます。
- 1型糖尿病とは
膵β細胞の破壊的病変により絶対的インスリン欠乏(インスリン依存状態)となる疾患のことです。小児〜思春期に多くみられますが、中高年でもみられます。 - 2型糖尿病とは
インスリン分泌障害とインスリン抵抗性の増大が様々な程度で生じ、慢性の高血糖状態となる疾患です。
糖尿病の症状
- 多飲
- 多尿
- 口渇
- 体重減少
- 易疲労感
糖尿病の検査
- 血液検査
- 耐糖能検査
当院の治療法
患者さんの状態をみながら、食事・運動・薬物治療などについて相談していきます。
脂質異常症とは
血清コレステロールや血清トリグリセリドの異常高値、HDLコレステロールの異常低値をまとめて脂質異常症といいます。
動脈硬化性疾患の危険因子です。
自覚症状に乏しいですが、放置すると動脈硬化が徐々に進み、その結果心筋梗塞、脳梗塞などの重篤な合併症をもたらすため、早期発見・早期治療が重要です。
生活習慣の乱れ、過食、過度の飲酒、運動不足、喫煙、加齢、遺伝、基礎疾患、薬物の影響がリスク因子と考えられています。
脂質異常症の症状
無症状あるいは動脈硬化、脂質の蓄積による症状があります。
動脈硬化による症状
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 閉塞性動脈硬化症
高脂血症による症状
- 高コレステロール血症
- 黄色腫(腱黄色腫、眼瞼黄色腫など)
- 角膜輪
- 胆石
- 高トリグリセリド血症
- 膵炎
- 肝脾腫
- 発疹性黄色腫
- 網膜脂血症
脂質異常症の検査
血液検査で中性脂肪、HDLコレステロール値、LDLコレステロー ル値、総コレステロール値が多い。
当院の治療法
脂質異常症の治療の主目的は、動脈硬化性疾患の予防と進展の阻止です。
まずは動脈硬化性疾患の発症リスクから脂質管理目標値を設定し、生活習慣の改善や薬物療法を行います。